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2026年J1百年構想リーグ第11節|名古屋グランパス 対 アビスパ福岡 マッチレビュー

マッチレビュー

パロマ瑞穂こけら落とし。筆者も現地で観戦しましたが、劇的な試合でした…

そんなこの試合を振り返っていきましょう

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試合概要

明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第11節:名古屋グランパス vs アビスパ福岡 | 試合結果 | 試合 | 名古屋グランパス公式サイト
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第11節:名古屋グランパス vs アビスパ福岡のページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトです。

今節はHOMEでアビスパ福岡と対戦しました。

  • キックオフ日時:2026/4/19(日) 15:03
  • 場所:パロマ瑞穂スタジアム
  • 天候:曇
  • 気温:21.5℃

スタメン・控えメンバー

名古屋は今節怪我から復帰した原が久々のスタメン。それ以外は前節と全く同じスタメンです。

前節も首位神戸に対してこのメンバーで良い戦いをしていたので、あまり大きくは変更してきませんでした。

対する福岡は前節から3枚を変更。先日まで名古屋に所属していた椎橋は契約の関係で出場できないためこのポジションには奥野を起用しています。

試合評価

精度と強度に欠けた前半

前半の名古屋は明らかにプレーの精度と強度で相手に劣っていました。

特に顕著だったのが足元へのパスの精度が悪かった点。短いパスの場合はちょっとしたズレが目立ち、長いパスの場合はパスミスになるケースがあまりにも多かったです。

これは、選手がまだ瑞穂のピッチに慣れていない印象を受けました。ボールが走りやすく、パスが思ったよりも伸びて上手く味方に合わせられない状況が続きました。

その結果、前半、名古屋の決定的なシュートは木村のバー直撃のヘディングシュート1本のみ。前半40分くらいまで、なかなか攻め手が見つからない状態が続きました。

対する福岡は、短いパスを確実に繋いできました。こうなると相手の攻撃機会が増え、こちらは守備に追われてしまいます。もちろん失点のリスクも高まり、結果前半だけで2失点という結果でした。

選手交代で流れを引き戻した後半

後半は一転して名古屋のペースに。前半課題であったパスのズレはほぼ無くなり、前線にボールを運べるようになります。

そして、最前線にまでボールが届けば、たとえ相手の守備ブロックに阻まれたとしても、そのクリアボールを名古屋が拾って2次攻撃に繋げられるという良い循環が生まれていました。

そのきっかけとなったのは、後半開始からの交代で選手のポジションを入れ替えた点と考えられます。

分かりやすかったのが、原→菊池の交代。この交代により稲垣が右センターバックに、菊池がボランチにそれぞれ入ったのですが、これによってダブルボランチが森島と菊池というパスに特徴がある2人が並ぶ形になりました。

パスが得意な2人をボランチに配置することで、全体的にボールの流れがスムーズになり、前線までボールが届くようになりました。その結果、相手を押し込むことが出来るようになったと思われます。

特に、前半完全に消されていた森島がボールに触れるようになった点が大きいと思います。菊池が入ることで相手のマークが分散されて、森島にボールを持つスペースが生まれたのはよかったと思います。

また、森島→小野の交代も良かったと思います。この交代で菊池、小野のダブルボランチになりましたが、こちらもパサー2人の組み合わせなので、ボールの流れはスムーズでした。

森島のポジションは後ろと前を繋ぐ重要な役割です。ここを抑えられると名古屋は苦しくなりますし、相手もそこを分かって抑えにきます。そうなった時にチームとしてどう闘うかは今後の課題かと思われます。

その1つの答えが、今日のようにパサータイプの選手でダブルボランチを組むことです。ただ、この組み合わせはボールの流れがスムーズになるという利点がありますが、中盤の強度という意味ではやや不安が残るというデメリットもあります。

そのリスクを踏まえた上で、今後ミシャ監督がどのような采配を行なってくるか、見守っていきたいと思います。

スタッツ

項目 名古屋 福岡
得点 2 2
シュート 14 9
枠内シュート 4 6
ゴール期待値 1.38 0.78
ボール支配率 58% 42%
走行距離 114.156km 119.268km
スプリント 114 127
パス(成功率) 513(75.6%) 280(67.9%)
フリーキック 18 9
コーナーキック 5 5
PK 0 0

試合全体を通じたスタッツを見ると、全体的に名古屋の方が上回ってはいますが、これはすべて後半に盛り返したことによる結果。前半のスタッツは正直ボロボロでした。

もちろん後半に2点を取って追いつけたことは素晴らしいですが、後半のような戦いを前半のうちから出来ていれば、確実に勝ち点3を取れた試合だったので悔やまれるところです。

選手評価

[1] シュミット ダニエル

評価:★★★★☆(4)

まさに守護神と言える活躍。後半最終盤のビッグセーブとPKストップでチームに勝ち点2をもたらした。

[13] 藤井 晴也

評価:★★★☆☆(3)

空中戦にはほぼ勝っていたが、今日は走り合いになった時に勝ちきれないシーンがいくつかあった。ただ、やや運が悪かったとも思う。

[70] 原 輝綺

評価:★★☆☆☆(2)

久々の試合、初めての瑞穂のピッチでうまく試合に適応できていなかった。特に甲田へのイージーなはずのパスが伸びて繋がらないケースが何度かあったのはいただけない。

チームに必要な選手なのは間違い無いので、早くコンディションを戻してフィットして欲しい。

[31] 高嶺 朋樹

評価:★★★☆☆(3)

原ほどでは無いが、パスのズレが目立った。いつもならキラーパスになる場面で相手によくカットされていた。

[14] 森島 司

評価:★★★☆☆(3)

前半はほぼ何もさせてもらえず。後半、菊池が入ってやっとボールに触れられるようになってきた。今後も相手のマークは厳しくなるので打開策を練って欲しい。

[15] 稲垣 祥

評価:★★★☆☆(3)

前半はボランチ、後半は右CBとして奮闘。ややクリアやパスが不安定な部分があったのが改善点か。

[19] 甲田 英將

評価:★★★☆☆(3)

攻守において奮闘。決定的なクロスも何度か上げていた。結果に繋がらなかったのが残念。

[27] 中山 克広

評価:★★★☆☆(3)

攻撃面で相手の脅威にはなっていたものの、守備面ではやや不安な場面もあった。もっとハードに行けるようになると安定する。

[7] 和泉 竜司

評価:★★★☆☆(3)

攻撃面でのバランサーとして機能した。気の利くポジショニングで味方にスペースを与える動きをしていたが、結果には結び付かず。

[11] 山岸 祐也

評価:★★★☆☆(3)

今日は中々良いボールが供給されなかった。持ち味を出せず前半だけで交代。

[22] 木村 勇大(MOM)

評価:★★★★☆(4)

1G1Aの大活躍。体を張ったプレー、チーム・観客を盛り上げる場面が多くあった。逆転でのPK戦勝利の立役者の1人。

[33] 浅野 雄也

評価:★★★☆☆(3)

後半開始からボランチとして投入され、森島の負担を下げた。ボールタッチ数も多く上手く試合に入れた印象。PK戦では5人目のキッカーとして落ち着いていた。

[9] 浅野 雄也

評価:★★★★☆(4)

精力的に動いてボールを引き出せていた。ヘディングシュートは見事。2点目も浅野の粘りからマイボールが続いた。

[30] 杉浦 駿吾

評価:★★★☆☆(3)

最近プレー時間を伸ばすもゴールは生まれず。精力的な動き出しは行えているので、あとは良い形でボールが届けば。初ゴールまであと一歩か。PK戦でのキックは見事。

[44] 森 壮一朗

評価:★★★☆☆(3)

ボールタッチ数はそこまで多くはなかったものの安定したプレー。攻撃面での違いを見せられるようになれば出場機会は増えると思う。

[41] 小野 雅史

評価:★★★☆☆(3)

森島に変わって投入。ボランチでパサーとして機能していた。木村のゴールにつながるシュートはナイス判断。

監督 ミハイロ ペトロヴィッチ

評価:★★★☆☆(3)

前半は今シーズン最悪の出来と自身でも評価していた通りかなりチームとしてプレー精度が低かったが、後半の立て直しはさすが。特に菊池を投入して稲垣を右CBに下げ、ボランチにパサータイプを2枚並べた戦術は見事だった。

今シーズン、前半でなかなか波に乗り切れないケースもあるので、ここを改善すればもっと勝ち点を稼げると思う。

おわりに

記念すべき瑞穂でのこけら落としは2点差を追いついての劇的なPK戦勝利!
順位も3位に浮上しました。

次はアウェイでの清水戦。開幕戦では勝利しましたが、その後徐々に調子を上げているチームなので油断はできません。
難しい試合になることが予想されますが、我々サポーターも名古屋の勝利のために、全力で応援して、チーム・選手を後押ししていきましょう!!

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