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2026年J1百年構想リーグ第10節|名古屋グランパス 対 ヴィッセル神戸 マッチレビュー

マッチレビュー

まさに力負け…こちらも怪我人が多くいるものの、戦力の差がそのまま結果に現れた試合でした。

でも、首位のチームを相手にアウェイで良い戦いを見せたのも事実です!
そんなこの試合を振り返っていきましょう!

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試合概要

明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第10節:ヴィッセル神戸 vs 名古屋グランパス | 試合結果 | 試合 | 名古屋グランパス公式サイト
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第10節:ヴィッセル神戸 vs 名古屋グランパスのページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトです...

今節はAWAYでヴィッセル神戸と対戦しました。

  • キックオフ日時:2026/4/11(土) 15:03
  • 場所:ノエビアスタジアム神戸
  • 天候:晴
  • 気温:21.7℃

スタメン・控えメンバー

名古屋は前節と同じスタメンで望みます。前節、スタメン全員が良い動きを見せており、結果3-0で勝利しているので変にいじらずこの試合に臨みます。

それに対して控えメンバーは何人か変更してきました。その中でも吉田温紀は今季初のベンチ入り。DF登録の選手が極端に少ないので、恐らく左右センターバックの控えとしてベンチ入りしたものと思われます。

対する神戸は、大迫、武藤の両FWはベンチからのスタート。最近好調の満田と永戸が両ウィングを務め、FWの中央に佐々木が構える布陣です。

試合評価

球際バチバチ勝負の前半

前半、名古屋は元々の想定通り球際の勝負にこだわる戦い方を行ないました。特に、相手の中盤にボールが入った瞬間を狙って体を寄せてボールを奪うシーンがいくつかあった点がGOODです。

それに対して神戸も試合巧者ぶりを見せます。上手くパスを回してプレスを躱し前進し、いくつかの決定的なチャンスも作っていました。

ただ、神戸は恐らくやりづらさを感じていたと思います。前回対戦と比べ、名古屋が球際に対して強くあたりに来ているので、お世辞にもスムーズな前進とは言えない状態が続いていました。

しかしそれは名古屋も同じで、相手の球際への寄せも早く強いのでなかなかいつものようなビルドアップはできていませんでした。

そんな中で生まれた相手の先制点。後ろで人数を揃えて守る名古屋の隙間を潜り抜けて、右サイドでフリーになっていた酒井に決められて失点。ワンチャンスを決め切る強さはさすが首位のチームです。

ただ、名古屋が素晴らしかったのはその後。直後のキックオフから繰り出されたロングフィードに中山が抜け出し、相手をかわしてクロス。飛び込んだ木村にピッタリ合ってすぐに同点に追いつきます。

今までの名古屋であれば、失点してトーンダウンしてしまう試合も多かったですが、すぐに取り返す力を見せることができたのはチームとして大きな成長と言えるでしょう。

それにしても中山はこれで5アシスト目。アシストランキングも独走体制に入ってきました。昨シーズンとは打って変わって素晴らしい活躍を見せてくれていますね。

相手との戦力差を見せつけられた後半

後半に入り、序盤はかなり名古屋が良いペースで試合を運びます。相手陣内に攻め込み、ボールをキープし、跳ね返されてもすぐにこぼれ球を拾って次の攻撃に繋げるという理想的な戦い方ができていました。

恐らくミシャ監督はこういった戦い方がしたいんだろうな、と思えるような素晴らしい後半の立ち上がりでした。

そしてそんな中生まれた森島のビューティフルゴール。相手ディフェンダーのクリアが足元にぴったりと収まり、狙い澄ましたミドルシュート。森島の技術が光ったゴールでした。

ただ、そのあとはかなり苦しい展開になります。相手ベンチに控える武藤、大迫が投入されて一気に流れは神戸へ。コーナーキックやフリーキックを多く与えてしまい、ボディーブローのように名古屋を攻め立てます。

そしてこちらのミスも絡み2失点して再逆転。そのままゲームを終える結果となりました。

相手が効果的な選手交代を行なったのに対して、こちらは途中交代の選手がなかなかボールに触れられず、押し込まれて良さを消されている状態に。完全に戦力差で力負けしたと感じてしまう試合でした。

あわよくば、前半の木村のゴール、後半の森島のゴールの後にそれぞれ決定的なチャンスが1つ2つあったので、そこで決めて突き放すことができれば、また違った展開になっていたかも知れません。

やはり、首位のチームを相手に戦う時は、こういったワンチャンスをしっかりと決め切らないとその後の展開が苦しくなります。この日の試合はそんな教訓になったのではないでしょうか。

これで首位神戸との勝ち点差は9に広がりました。消化試合が1試合少ないとは言え、優勝を狙う上で、この勝ち点差はかなり苦しい状況です。ここからさらにチーム力を上げて再浮上して、次の26-27シーズンに良い形で繋げてもらいたいところです。

スタッツ

項目 神戸 名古屋
得点 3 2
シュート 13 10
枠内シュート 9 5
ゴール期待値 2.57 1.06
ボール支配率 55% 45%
走行距離 114.112km 106.403km
スプリント 121 100
パス(成功率) 398(72.6%) 304(68.1%)
フリーキック 15 11
コーナーキック 7 2
PK 1 0

結果的には全てのスタッツで神戸が上回っている状況。特に気になるのが走行距離やスプリントといった戦う上で必要な数値が軒並み低いこと。神戸のような強い相手にこのあたりを上回られてしまうと厳しいです。

また、フリーキックやコーナーキックの数値で圧倒されている点も気になります。セットプレーの強い神戸にこれだけ与えてしまうと失点のリスクが高まるのと同時に、選手も押されている印象を持ってしまうので、なるべく外に切れるとよかったかもしれません。

選手評価

[1] シュミット ダニエル

評価:★★☆☆☆(2)

今日はビッグセーブと言えるシーンはあまりなかった。1点目は何とか足に当てて欲しかった。2失点目は稲垣へのコーチングでカバーして欲しかった。

[13] 藤井 晴也

評価:★★★★☆(4)

相手のロングボールをことごとく跳ね返していた。安定感のあるプレー。

[2] 野上 結貴

評価:★★★☆☆(3)

いつも通りの安定感。今日神戸に良い戦いができたのは野上の貢献は大きい。競り合いで勝てるシーンもちらほら合った。

[31] 高嶺 朋樹

評価:★★★☆☆(3)

前半、やや左サイドを狙われていた感が少しある。そんな中致命的なシーンはあまり作らせなかったが、攻撃面での違いも生み出せなかった。

[14] 森島 司

評価:★★★★☆(4)

中盤のリンクマンとして機能すると合わせて見事なミドルシュート。いいところにボールが転がってきた。きっちり決めるのはさすが。

[15] 稲垣 祥

評価:★★★☆☆(3)

守備面では聞いていたが、一瞬の隙をつかれてPKを与える結果に。このクラスの相手だと一つのミスが失点につながるので気をつけたい。

[19] 甲田 英將

評価:★★★☆☆(3)

右サイドでボールを受けて積極的な仕掛け。シュートが枠に飛ぶようになるともっと脅威になれる。

[27] 中山 克広

評価:★★★★☆(4)

華麗なダブルタッチから木村の先制点をアシスト。失点直後だったのでこのプレーの重要性はとても高い。これでアシストランキング2位と2ポイント差をつけてトップ。このままアシスト王をとって欲しい。

[7] 和泉 竜司

評価:★★★☆☆(3)

中盤で精力的に動くも相手のプレッシャーの中なかなかいつものプレーは出せず、良いボールも回ってこなかった。

[11] 山岸 祐也

評価:★★★☆☆(3)

ここ数試合と比較すると今日は山岸の日ではなかった。ボール捌きの点でもなかなか効果的なプレーは見せられず途中で交代。

[22] 木村 勇大

評価:★★★☆☆(3)

1ゴールは流石だが、他にも決められるシーンはあった。ここで決まっていればまた違う展開になっていたと思う。高いレベルの相手だとワンチャンスを活かせるかどうかの勝負になる。決め切る力をより磨いて欲しい。

[18] 永井 謙佑

評価:★★★☆☆(3)

後半途中から出場もあまり効果的なプレーは見せられず。持ち味のスピードを活かしたプレーはほぼ出せなかった。

[44] 森 壮一朗

評価:★★★☆☆(3)

右サイドで投入されるもなかなかボールに触れられず。戦術的な目的とは言いながらも悔しい途中出場後の交代。

[41] 小野 雅史

評価:★★★☆☆(3)

恐らく攻撃面でのアクセントとして期待されるもなかなか良いプレーは見せられず。試合展開的になかなかボールに触れることができなかった。

[9] 浅野 雄也

評価:★★★☆☆(3)

シャドーで出場も押される展開をひっくり返すには至らず。守備に奔走した。

[30] 杉浦 駿吾

評価:★★★☆☆(3)

難しい局面での投入。ほとんどボールは供給されず、たまにくるボールも相手DFに跳ね返された。最前線での起点になるにはまだ難しいか。

[33] 菊池 泰智

評価:★★★☆☆(3)

後半最終盤で投入もほとんどボールを触れられず試合終了。力のある選手なので、もっと出場時間を伸ばして欲しい。

監督 ミハイロ ペトロヴィッチ

評価:★★★☆☆(3)

一度は逆転するも相手のタレント力に力負け。特に控えメンバーに実力差がある中でよく食い下がった’とは思う。ただ、こういった試合で勝つか、最悪でも引き分けないと優勝は難しくなる。さらにチーム力を上げて欲しい。

おわりに

優勝を争う上で重要な試合でしたが悔しい力負け。この百年構想リーグで優勝を狙うにはまだ力不足だったということでしょう。

ただ、まだリーグは終わっていません。苦しくはなりましたが優勝の可能性も残っています。そして、このリーグでなるべく上位に食い込むことで、26-27シーズンに繋げていくことができるはずです。

次は瑞穂のこけら落としとなる福岡戦。記念すべきこの試合を勝利で終えるためにも、我々サポーターも名古屋の勝利のために、全力で応援して、チーム・選手を後押ししていきましょう!!

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