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2026年J1百年構想リーグ第8節|名古屋グランパス 対 京都サンガ マッチレビュー

マッチレビュー

まさに接戦と呼ぶに相応しい対戦でした…名古屋にも勝つチャンスはありましたが、京都に押し込まれるシーンも多かったので引き分けは妥当な結果か…

そんなこの試合を振り返っていきましょう!

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試合概要

明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第8節:京都サンガF.C. vs 名古屋グランパス | 試合結果 | 試合 | 名古屋グランパス公式サイト
明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第8節:京都サンガF.C. vs 名古屋グランパスのページです。日本の愛知県名古屋市を本拠地とする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟のプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の公式サイトで...

今節はAWAYで京都サンガと対戦しました。

  • キックオフ日時:2026/3/22(日) 14:03
  • 場所:サンガスタジアム by KYOCERA
  • 天候:曇
  • 気温:15.0℃

スタメン・控えメンバー

名古屋は前節から引き続きボランチに森島を起用。高嶺を左センターバックにまわります。前の試合、この形である程度うまくいっていたので継続してきたと思われます。また、右に甲田、左に中山の両ウィングも前節と変わらず。こちらも機能していたので、良い時にはあまり選手をいじらない方針が見て取れます。

代わりに、前節怪我で負傷交代となった原に変えて野上。練習中の負傷が封じられていたヴィニシウスのポジションには和泉が入ります。野上も前節負傷後退していましたが、どうやら軽傷だったようですね。ヴィニシウスの欠場はやや心配です。長期離脱にならないことを祈ります。

また、この試合ではシュミットがベンチ外になっています。ここ数日、練習にも参加していなかったようなので怪我が心配です。

対する京都は攻撃の軸であるラファエル エリアスがベンチ外。マルコ トゥーリオがセンターフォワードに回ります。

試合評価

京都に勝つにはこれしかない!という強度を見せた前半

前半の名古屋はとにかく強度の高い試合を見せていました。

京都はとにかく前からのプレッシャーが強く、こぼれ球への反応が速いチームです。このチームと真っ当に戦うには、まずはこちらも強度を高めて戦う以外の選択肢はありません。強度で負けてしまったら、試合を支配されてしまいます。

名古屋の選手はそれを理解して試合に臨んでいたようです。球際での強さ、こぼれ球への反応が相手に負けず劣らず高かったです。

さらに良かったのは攻守の切り替えの速さ。ディフェンスラインでボールを回している際のパスミスからピンチを招くケースも多かったのですが、その際に前線の選手たちが全力で戻り、守備を行ったことで致命的なピンチの前に防ぐことができていました。

また、和泉の動きも見逃せません。今シーズンの京都はアンカーの位置に入る尹星俊が攻守の軸になっています。ここを和泉が徹底的にマークしたことで、京都の攻撃が分断されていたことで、効果的な攻撃ができていませんでした。

そんな中で生まれた甲田の嬉しいJ1初ゴール。右からのクロスがそのままゴールに吸い込まれた形でしたが、あのコースにクロスを上げて、アクシデントを起こさせたことがこのゴールの全てでしょう。あの軌道でゴールに向かってしまうと相手キーパーは何も出来ないです。

どちらのペースとも言い切れない試合展開だったので、この先制点の意味は大きかったです。

体力の落ちた名古屋と、落ちない京都の構図が明確になった後半

後半は圧倒的に京都ペース。名古屋も前からのプレッシャーをかけるのですがなかなかはめきれず、中盤でボールを奪われるケースが多く、押し込まれる時間帯が長くなります。

前半と比較すると名古屋の強度が落ちたことが押し込まれた要因と考えられます。ボールホルダーに対するプレッシャーの速度や奪われた後のトランジッションなど、名古屋はやや強度が落ちたのに対して、京都は前半と変わらない強度で攻め込んできました。

その結果、後半はほぼゴール前に押し込まれる時間が長かったです。ただ、京都側の最後の質があまり良くなかったこともあり、ギリギリのところで耐えられていました。

ただ、そんな中で京都の中で最も警戒していたマルコ トゥーリオに決められて同点に。その後、森と菊池が投入されたことで流れがまた名古屋に引き戻されますが時すでに遅し。その後決定的なチャンスを作りますがなかなか決めることができず、PK戦を迎えます。

PK戦はどちらもゴールキーパーがなかなかハマっていなかった印象が強いです。ピサノはシュートストップや読みの部分を鍛えて、こういった場面で力を発揮できるようになると、もう一段上が狙えるキーパーになると思います。これからの成長に期待です。

スタッツ

項目 京都 名古屋
得点 1 1
シュート 20 15
枠内シュート 13 10
ゴール期待値 1.12 1.54
ボール支配率 51% 49%
ボール奪取位置 34.1m 40.6m
走行距離 110.419km 105.894km
スプリント 182 152
パス(成功率) 297(71.3%) 342(68.7%)
フリーキック 7 14
コーナーキック 9 7
PK 0 0

スタッツを見るとやはり全体的に京都が上回っています。特に後半に押し込まれた影響が大きいと思われます。

そんな中で気になるのが走行距離、スプリント数ともに京都に圧倒されている点。特に走行距離が100km台なのが気になります。前節は120km台だったので比較するとかなり少ないです。

ただ、そんな中でもゴール期待値は相手を上回ってくるのはさすがミシャサッカー。今日は相手にしっかりとブロックされてしまいましたが、もう1〜2点入っていてもおかしくないシーンは多かったです。

選手評価

[1] ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾

評価:★★★☆☆(3)

前半序盤のマルコ トゥーリオのシュートを止めたシーンはGOOD。前節と比べると全体を通して安定感があった。PKはあまり当たっていなかった感が強いのでトレーニングを積んで欲しい。

[13] 藤井 晴也

評価:★★★☆☆(3)

今日はややマルコ トゥーリオにやられた感がある。相手に起点を作らせてしまった。攻撃面でもそこまで目立てず。

[2] 野上 結貴

評価:★★★☆☆(3)

攻撃、守備ともに大きな破綻はなくバランスが取れていた。その分決定的なチャンスに繋げるケースも少ない。攻撃面でインパクトを出せると存在感がより大きくなる。

[31] 高嶺 朋樹

評価:★★★★☆(4)

守備、攻撃ともに安定感がある。特に攻撃面で顔を出すと何かが起こるという予感を感じさせる。

[14] 森島 司

評価:★★★☆☆(3)

攻撃時に相手の嫌なところにパスを出せていた。守備面でも強度を見せた。

[15] 稲垣 祥

評価:★★★☆☆(3)

中盤でのボール奪取、攻撃時のリンクマンとしての働き。いつも通りのパフォーマンス。ミドルシュートが枠に行かない割合が増えている点が気になる。

[19] 甲田 英將

評価:★★★★☆(4)

右サイドで攻守にわたり奮闘。全体を通してキレがあった。嬉しいJ1初ゴールは頑張りのご褒美か。

[27] 中山 克広

評価:★★★☆☆(3)

左サイドを突破するケースが多くチャンスを作った。1つシュートを打てるシーンでパスを出した場面は打ち切って欲しかった。セットプレーの精度には改善の余地あり。PK失敗は仕方ないので切り替えて欲しい。

[7] 和泉 竜司

評価:★★★★☆(4)

今季初めてシャドーで先発。相手の尹星俊に徹底マークして好きにプレーさせなかった。その分攻撃面ではなかなか目立てなかったが良い出来だった。

[11] 山岸 祐也

評価:★★★☆☆(3)

やはり山岸がいるとボールが前線で良くつながる。今日は決定的な仕事はできなかったが、山岸不在になってからペースダウンした感が否めないのも事実。負傷が長引かないことを祈る。

[22] 木村 勇大

評価:★★★☆☆(3)

山岸が負傷後退した後、前線で体を張って起点になった。全体的に良い出来だったが、ゴールを決められるチャンスはいくつかあったので決めきってほしかった。

[18] 永井 謙佑

評価:★★★☆☆(3)

山岸の負傷により前半途中から投入。持ち前のスピードを活かす場面はなく、なかなか良さが出せなかった。

[20] 三國 ケネディエブス

評価:★★★☆☆(3)

持ち前のヘディングで相手のロングボールを跳ね返すシーンが多かった。ただ、足元はやや不安定な部分もあった。トラップ、パスの基本技術をさらに上げて欲しい。

[55] 徳元 悠平

評価:★★★☆☆(3)

後半途中から投入され守備面で安定したプレーを見せた。攻め込まれている時間が長かったので攻撃面で良い場面は見せられず。

[33] 菊地 泰智

評価:★★★☆☆(3)

後半途中から投入。時間が短かったこともありなかなかボールに触れる機会がなかったが、触った時には良いパスを見せた。そろそろ先発で見たい。

[44] 森 壮一郎

評価:★★★☆☆(3)

今日は全体を通してなかなかチャンスに絡めず。ただ、一つ一つのプレーに安定感があった。

監督 ミハイロ ペトロヴィッチ

評価:★★★☆☆(3)

全体的に攻撃的な良い試合を見せたが、後半に入った時間帯で明らかに押されていたので、選手交代で流れを変えて欲しかった。

菊池、森を投入して流れが変わったが時すでに遅し。もう少し早く動いても良かったのではないか。

おわりに

前半と後半で流れが大きく変わり、見ている方の胃が痛くなるような試合でした。

そんな中、PK戦で勝ち点1。悔しいような、致し方ないような結果とはなりましたが、勝ち切るチャンスはあったのでどちらかというと勿体無い試合だったかもしれません。

これで2週間間が空いて、次はホームでのC大阪戦。次の試合が百年構想リーグの折り返し地点です。

前半戦はミシャサッカーの良いところが多く見えて順位も暫定4位と悪くない位置にいます。このまま上昇気流に乗って勝利を重ねて欲しいところです!

我々サポーターも名古屋の勝利のために、全力で応援して、チーム・選手を後押ししていきましょう!!

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