スタメン全員入れ替えて辛うじて勝利…胃が痛くなるような試合でした💦
そんなこの試合を振り返っていきましょう!
試合概要

今節はアウェイでV・ファーレン長崎と対戦しました。
- キックオフ日時:2026/5/3(日) 17 :03
- 場所:PIECE STADIUM Connected by SoftBank
- 天候:雨
- 気温:19.1℃
スタメン・控えメンバー

名古屋は今節まさかのスタメン全員入れ替え。ターンオーバーを敷いて臨む試合となります。
前々日の練習から、予感させるような事柄はありましたが、まさか全員入れ替えて臨んでくるとは思いませんでした。
また、控えにもフレッシュなメンバーが並びます。今年からトップ昇格した萩や、高卒ルーキーの久保など、今シーズン初めてベンチに入る選手も多くいます。
試合評価
技術的なミスが多く相手にペースを握られた前半
前半は長崎がペースを掴む時間が長くなりました。名古屋は細かな技術的なミスがかなり多くボールを保持できない時間帯が長かったです。
もちろん、全選手を入れ替えたことによる連携の難しさはあったと思いますが、それ以上に選手全員が久々のスタメンで場の雰囲気に呑まれていた印象が否めませんでした。
その中でも顕著だったのが、中盤でのバタつき具合。ボールをキープしようと周囲へのパスを出すも余裕のないパスになり、ズレたところを相手に奪われ、相手に前進されるケースが多かったです。
そんな中で相手の先制点。チアゴサンタナが裏に抜け出してキーパーと1対1に。冷静に決められてしまいました。
これでこの試合は厳しいかな…と感じてしまうような失点でした。
ただ、その後名古屋は息を吹き返します。杉浦のパスを受けた永井が、ゴールから距離のある位置でボールを持ってシュート。見事な軌道を描いてゴールにボールが吸い込まれます。
もちろん永井のシュートは素晴らしかったですが、その前の展開は比較的運の要素が強かったように見えました。たまたま良いところにボールがこぼれて、前にボールを運べたことで生まれたゴールでした。
それでも、このゴールでチーム全体が落ち着きました。特にメンタル的な要素が大きかったと思いますが、ミスの回数が減り、前線にボールを運ぶことができるようになってきました。
その後は名古屋のペースに。積極的に仕掛け、シュートを多く打つこともできるようになります。欲を言えばもう一点取れれば…と思うところですがゴールは奪えず。1-1で前半を終える形となります。
後半、裏へのロングボールでチャンスを作った名古屋
後半も前半同様に、長崎に押し込まれる時間帯が長かったです。そんな中で、名古屋は現実的に勝つための手段として、裏へのロングボールが増えていきます。
その結果生まれた名古屋の追加点。相手ディフェンスラインの裏でバウンドしたボールに対して永井がプレッシャーをかけて、ゴール前で相手からボールを奪ってそのままシュート。
相手のディフェンスラインに負傷者が出て、交代した直後のプレーだったので、相手も浮き足立っていた状態でした。そこを見逃さず詰めてゴールを奪った永井は流石というべきではないでしょうか。
ただ、それ以外の時間帯はほぼ長崎が押し込んでいました。名古屋は繋ごうとするも相手に奪われ、守備に追われる時間帯が長かったです。
一番気になったのは、ボランチに入った小野が相手のプレッシャーを受けると、前線にボールを供給するためのルートが無くなってしまった点。それでも無理に繋げようとすると奪われるというパターンにハマっていました。
これは、小野個人の問題ではなく、チーム全体の戦術の問題と見ます。通常であればこのポジションには森島が入るのですが、このポジションの選手にプレッシャーをかけられてしまうとスムーズなボール回しができなくなってしまうのは、名古屋の戦術の問題だと思われます。
冒頭、名古屋は裏へのロングボールを増やしたと記載しましたが、これは戦術的にそうしたのではなく、ボランチが抑えられたことで、それしか選択肢が無かったと見るべきなのかもしれません。
ボランチが抑えられないように手を打つか、若しくは抑えられても別のルートで前進する方法を見出すか。やり方は複数あるとは思いますが、何かしらの手を打たなければ今後の戦いが苦しくなると感じました。
スタッツ
| 項目 | 長崎 | 名古屋 |
|---|---|---|
| 得点 | 1 | 2 |
| シュート | 19 | 11 |
| 枠内シュート | 7 | 5 |
| ゴール期待値 | 1.85 | 0.70 |
| ボール支配率 | 51% | 49% |
| 走行距離 | 109.003km | 108.938km |
| スプリント | 148 | 138 |
| パス(成功率) | 402 (70.6%) | 408 (73.5%) |
| フリーキック | 6 | 12 |
| コーナーキック | 9 | 9 |
| PK | 0 | 0 |
スタッツを見ると、名古屋がかなり押されていたことが顕著に現れています。
キープ率、シュート数、ゴール期待値ともに長崎の方が上。パス数は名古屋の方が上回っていますが僅差。正直負けていてもおかしくないスタッツでした。
選手評価
[35] ピサノ アレクサンドレ幸冬堀尾
評価:★★★★☆(4)
決定的なシュートを何度も防いだ。この試合勝利の立役者。ただ、ビルドアップがかなり不安定だった点はマイナス。
今日のセーブ率と、いつものような安定したビルドアップが両立できれば、海外、代表も視野に入れられる存在になれる。
[2] 野上 結貴
評価:★★★☆☆(3)
急造のディフェンスラインの中でよく守っていた。攻撃面でも頻繁に顔を出して、決定的なゴールチャンスもあった。
[20] 三國ケネディエブス
評価:★★★☆☆(3)
ヘディングの強さは健在。相手のロングボールをことごとく跳ね返していた。足元が不安定なのが懸念事項。
[55] 徳元 悠平
評価:★★★☆☆(3)
特にヘディングでの競り合いで不安定な部分もあったが、攻撃力でカバー。クロスの質は高い。
[17] 内田 宅哉
評価:★★★★☆(4)
ボールへの寄せとドリブルでの持ち上がりで高いレベルにあることを証明した。安定感があった。影の立役者。
[41] 小野 雅史
評価:★★★☆☆(3)
ビルドアップの際に完全にマークされていた。そんな中でも必死にボールを捌いてはいた。ここがチームの生命線なので、上手くかわすなどの工夫があればなお良い。
[44] 森 壮一郎
評価:★★☆☆☆(2)
森らしからぬ技術的なミスがかなり多かった。プレッシャーをかけられた中でも安定したプレーができるようになれば一皮向けられる。
[77] 山中 亮輔
評価:★★★☆☆(3)
攻撃、守備共に安定したプレー。特に攻撃面でクロスの質の高さは絶品。決定的なチャンスを演出していたがゴールには繋がらず。
[18] 永井 謙佑
評価:★★★★☆(4)
2ゴールはどちらも抜け目ないプレーで奪った。ベテランの味。ただ、試合開始からしばらくは動きが鈍くプレスも中途半端だった点が懸念。
[30] 杉浦 駿吾
評価:★★★☆☆(3)
特に守備面で奮闘。決定的なシュートシーンもあったが味方からのボールがやや合わず。あと一歩で決められた。
[33] 菊池 泰智
評価:★★★☆☆(3)
なかなかスペースを与えられず苦戦も決定的なチャンスはいくつかあった。杉浦へのラストパスのシーンはあと少しだけ丁寧に出していればゴールだった。
[19] 甲田 英將
評価:★★★☆☆(3)
後半開始から投入され守備力の高さを見せた。攻撃面でも決定的なシーンはなかったものの及第点。現メンバーの中では右ウィングは甲田が1番か。
[28] 榊原 杏太
評価:★★★☆☆(3)
嬉しい復帰後初出場。ボールに触れる機会は少なかったが細かいボールタッチでのキープ力は見せた。守備力が上がればボランチ起用もありでは?と思わせられる内容だった。
[22] 木村 勇大
評価:★★★☆☆(3)
後半34分に投入されるも省エネ運転だった印象。次のガンバ戦で爆発してほしい。
[3] 佐藤 瑶大
評価:★★★☆☆(3)
途中出場で守備を統率。ミスも少なく安定したプレーだった。
[6] 河面 旺成
評価:★★★☆☆(3)
今シーズン初出場。出場時間は短かったがうまくゲームを締めた。
監督 ミハイロ ペトロヴィッチ
評価:★★★☆☆(3)
まさかのスタメン全員入れ替えで周囲を驚かせたが、結果的には不安定さを露呈する試合内容だった。勝てたのは正直運の要素が強い。
ただ、これで主力を休められたのも事実。この試合の采配が吉と出るか凶と出るかは次のガンバ戦次第。
おわりに
まさかのスタメン全員入れ替えで驚きましたが、、結果は辛うじて勝利を掴むことができました!
正直、運の要素も強かったですが、ここで勝ち点3を奪えたのは大きいと思います!
ただ、大事なのは次です。3位ガンバ大阪との直接対決。神戸も足踏みしている状態なので、ここで勝てれば一気にWEST優勝が現実味を帯びてきます。
まさに天王山と言える試合。我々サポーターも名古屋の勝利のために、全力で応援して、チーム・選手を後押ししていきましょう!!

