こんにちは。グラ部編集長です。
名古屋のGMである山口素弘さんの退任が発表されましたね。
寂しい限りですが厳しいプロの世界。これもまた一つのクラブとしての決断であり、分岐点。致し方のないことではあります。
今回は2018年から名古屋の要職に着き、チームの成長に携わってくれた山口素弘氏の功績と、感謝の意を表現したく、記事にまとめました。
最後まで読んでいただけると幸いです。

山口素弘氏の功績と感謝
名古屋での経歴
山口さんは2018年に名古屋のアカデミーダイレクターに就任。その後トップチームで活躍する選手たちを育成する部門の責任者を務めます。
2020年には、名古屋グランパス執行役員フットボール統括という肩書きで、トップチームからアカデミーまでを総合的に統括しつつ、名古屋の経営にも携わる役職に就かれています。
そして、2021年には名古屋のGMに就任。クラブ運営全てに関わる責任者として、経営と現場をつなぐ役割を4年間務められています。
名古屋での功績① – アカデミーとトップの繋がりを強化
ご存知の方も多いと思いますが、山口さんはGMとして、特にアカデミーとトップチームのつながりを重要視し、アカデミー出身の若手を多くトップチームに送り込むための土台を作ってくれました。
山口さんがGMになってから、トップチームに昇格しデビューした選手は多いです。
藤井晴也、井上詩音、成瀬竣平、石田凌太郎、倍井謙、榊原杏太、吉田温紀、甲田英將、貴田遼河、ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾、加藤玄…と、数えきれないほどいます。
その中でも藤井とピサノはA代表デビューするまでに成長しています。これだけ多くの選手をトップチームに送り出し、活躍できる環境を整えてくれたのは間違いなく山口さんの功績です。
サポーターとしてはアカデミー出身者が活躍してくれるのはチームの誇りです。そんな選手たちを多く輩出してくれた山口さんには感謝しかありません。
名古屋での功績② – 観客動員数の増加
サポーター目線で見ると、最近のグランパスは『スタジアムに足を向かわせたくなる試み』が多くなったと実感しています。
山口さんは執行役員の肩書きも持たれていたので、名古屋の経営にも携わる機会は多かったと思います。集客面という意味でも、山口さんの力が加わっていたことは想像できます。
また、現在の名古屋はスポンサー収入が昔ほど多くはないと聞いています。そんな中、観客動員数が伸びれば、スポンサー側としても多くのファンに自社を知ってもらえるチャンスが増えるメリットが生まれ、スポンサー収入を伸ばす結果にも繋がります。
山口さんは、観客動員数の増加という形で、クラブの健全な運営にも貢献してくれたと思われます。
日本サッカー界への功績
話は選手時代に遡るのですが、山口さんを語る上でどうしても忘れられないのが、1997年W杯予選、日韓戦でのループシュート。
現役時代の山口さんを代表するゴールですね。
あの時、筆者はリアルタイムで試合を見ていたのですが、大声で「打て!!」と叫んでいた記憶があります。そこに期待を裏切るような完璧なループ…正直その瞬間に鳥肌が立ち、声を失いました。30年近く経った今でも、未だ忘れられない感動です。
残念ながらその試合は逆転を許し、1-2で敗戦してしまったのですが、その後アウェイ韓国戦に2-0で勝利できたのは、この試合の山口さんのゴールが影響していた部分もあると思っています。
そして、その後日本は初のW杯出場を決めます。それからは一度も出場を逃すことなく、8大会連続でW杯に出場しています。
名古屋のみならず、日本のサッカー界に大きな功績を残してくれた方です。いち日本人サッカーファンとして、感謝せずにはいられません。
終わりに
残念ながら在任中、リーグ戦での成績は振るいませんでしたが、若手の発掘・育成、集客強化と、名古屋グランパスに対して大きな功績を残してくれたことは、名古屋サポーターとして感謝しかありません。
そして、名古屋のみならず、日本のサッカー界に対して大きな功績を残し続けている山口素弘さんに、感謝の意を述べたいと思います。
本当にありがとうございました。
そして、これからのご活躍を心からお祈り申し上げます。


